Vol.33-7 ジロ・ストーリーPart7
癌という大病を乗り越え、迎えた2010年。手術の影響なのか、散歩時の体 力などは目に見えて衰えてはきたが、ジロの気持ち(心持ち)は相変わらず若い時のままだった。しかし、この年の夏は記録的な猛暑で、さすがのジロもいつに なく ...
Vol.33-6 ジロ・ストーリーPart6
2006年2月、僕は川崎市麻生区から横浜市保土ヶ谷区に引っ越すことに なった。それも離婚という代償付きで… これについては、ただひたすらに僕自身の責任なのだが、とにかく離婚とともに引っ越しをするにあたりジロをどうす ...
Vol.33-5 ジロ・ストーリーPart5
たぶんジロは、自分のことを犬だとは思ってないよ… こういうことを、しば しばジロを知る知人・友人から言われていた。実際、飼い主である僕と妻も、そう感じることが日常茶飯事であった。犬らしからぬ行動と表情、そし ...
Vol.33-4 ジロ・ストーリーPart4
笑えるような騒動をしばしば起こしつつも、ジロは平穏に育っていった。住む場所が変わったところで、彼には何の関係もないらしく、どこへ行ってもマイペースを崩さない犬だった。
川崎市麻生区の家はテ ...
Vol.33-3 ジロ・ストーリーPart3
ハスキーという犬種が本来そうなのか、ジロがよほどの鈍感犬なのか定かではないが、ジロはめっぽう痛みには強かった犬だった。
飼い始めて間もない頃、まだヤツを片手で抱き上げられるほどの大きさだったことから、ある日 ...
Vol.33-2 ジロ・ストーリーPart2
なんだ、フツーにペットショップで買ってた方が体調管理も行き届いてるし、 お得だったじゃん?…というハプニング?を経て、(2代目)ジロは我が家の一員となった。将来、もしかして大型犬になるんか?という僕と妻の不安 ...
Vol.33-1 ジロ・ストーリーPart1
2011年4月30日17時、約16年に渡って飼っていた犬のジロが他界した。中型犬と大型犬の中間ほどの大きさだったジロにとって、16才という年齢は人間に換算すると、おおよそ80〜90才。つまりは立派な大往生だったと言える。