Vol.24 日本人の心デス
諸事情により、3年ほど前から従兄の家に居候させてもらってる私ですが、家主であるその従兄が毎日、宅配の牛乳をとってるんですね。 …そう、晴れの日も雨の日も、雪の日も嵐の日も、連日毎朝早く、家のポストに配達してくれる、ある意味、昔懐かしいアノ牛乳配達です…
その配達屋さんがサービスの一環として、とあるコンサートの割引券をくれたんです。それは…“神野美伽25周年記念コンサート"! そうです、演歌です、演歌! 日本人の心です!
3年ほど前、某演歌歌手さんのバックを務めたことがあるんですが、やっぱり演歌の世界とは縁が遠くなりがち。そこで! 勉強のために今回行ってみることにしたんです。
A席のチケット5000円が何と2000円! 「ええん? こんなに割引して…」と業界的な心配をしつつも、せっかくの機会だからと仕事場の社長が早退を認めてくれたおかげで、たっぷりと演歌の世界を堪能してまいりました(^_^) テレビで観る演歌の歌手の方って、トークは少なめ、曲もチョロっとってな感じですが、コンサートとなると、トークもバリバリ、曲数もたぁ〜〜っぷり!って な感じです。お客さんは、やはりご老人が多いわけで、そんな中「あ、すいません」なんて言いながら自分の席へ向かう僕は、ある意味、目立ちまくり… 長髪に紫色のTシャツ、さらにハンチング帽をかぶってるわけですから…
まあ、そんなことは気にせず、やはり勉強のつもりで行ったこちらとしては、メインの神野さんはもとより、バンドさんの動きを凝視していたわけで。 あ、ちなみにバンドはピアノ、ドラム、ギター、ベース、パーカッションっていう構成でした。シンセ系、特にストリングス系はほぼ同期を使用していました が、どこで誰が同期モノをスタートさせてるのか、結局最後までわからずじまい… 神野さんのトークの合間に、絶妙のタイミングで演奏が始まるわけで、やっ ぱり完成させたショーというのは素晴らしいです。ステージが澱みなく進んでいくんですね〜。
どうやら神野さんの持ち歌で有名なのは「男船」っていう曲らしく(不勉強ですいません…)、コンサートのラストに熱唱。
♪命しらずのぉ〜〜〜 おとこぶねぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!♪
って、そりゃもう大熱唱。
やっぱりですね、ああいう演歌系の熱唱はお年寄りでなくとも、心にズン!って響きますな。日本人の心ってやつですかね。
つい先日、わがhenssimoもライブを終えたばかりですが、わずか40分のステージでゼィゼイ言ってるようじゃ、まだまだですね(>_<) だって神野さん、たっぷり100分歌いまくりですもの。演歌もロックも、圧倒的なパワーを持つと、説得力が大きくなるんだぁ…などと、感心してしまったコンサートでした。
牛乳屋さん、また割引券くださいね〜〜♪ 今度は海外ロックバンドのヤツ…(^_^;;